新着情報




★12月のニュース

 新刊予告


清水祺子

ホームステイがやってきた
ホストファミリーの体験&ノウハウ

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四六判・240頁
定価本体1600円

ホストファミリーは、日本にホームステイにやってくる外国人を受け入れる家庭のことで、その家の ホストマザーは彼らから「オカアサン」と呼ばれる。「オカアサン」歴33年の著者が、ハンガリーか ら来た高校生シャンツィ君を受け入れた物語を中心に、さまざまな体験を通して得た、家に居ながら できる国際交流とノウハウを伝授します。「家も狭いし、英語もできない。けれども、知らない世界 を知るのは好き。うちはこうだけど、これでよかったらどうぞ」と気軽にかまえられたらOK。来年1月 15日頃の発売です。(2003.12.1)
ISBN4-87746-093-4


 安田守先生「イッカク通信2」ネット版開始!
 イッカククジラとの再会の物語と信州駒ヶ根でのフィールドノートは、いままでメール配信 であったため小社がその要約を載せておりましたが、ついにネット上のサイトでも見られるよ うになりました。それも先生が撮影した写真がふんだんに掲載されていますので、読者の皆様 にはこれからは「イッカク通信発行所」の方を訪問してください。ここでは、中でも印象的な 写真を1枚選んで掲載してゆくつもりです。(2003.12.1)

イッカククジラの来る海の氷山




 ギャラリーに次の作品が新登場!
 小方正法氏の木口木版画「月影」  

 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「ツワブキ」です。(2004.1.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。
★11月のニュース

 新刊紹介


パトリック・ボンマリート

パトリック・ボンマリートの生活と意見
僕の幸福論

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四六判変・192頁
定価本体1400円

週刊「SPA!」の人気対談「パトが行く!」で、連載500回にわたって名ホスト役をつとめた、あのパト が初めて本を作りました。1993年来日以来、クラブDJ、サウンドプロデューサーとして活躍する一方、HIVポジティブとしての取材や講演活動など幅広いフィールドで活躍しているパトリックがファッション、ライフスタイル、恋愛、HIV、これまであまり語ることのなかった家族、すべてを語っています。パトリック自身の悩みの軌跡を通して「解決しない悩みなんてないよ。ハッピーの コツをつかもう!」と呼びかけています。11月20日発売です。

ISBN4-87746-092-6


 安田守先生「イッカク通信2」リニューアル版開始!
 イッカククジラとの再会を果たして、カナダより無事戻られた安田先生がホームの信州駒ヶ根のフィールド  から「イッカク通信」の配信を再開しました。今回のリニューアル版は、ホームページ上で写真が見られる  ので嬉しいかぎりです。読者にはその中から選りすぐりの写真をお届けするつもりです。今回は再訪した北  極の夏の海に浮かぶまぶしいほどに真っ白な浮氷を見ながら、イヌイットという狩猟民族に流れる時間の特  質に想いを馳せています。(2003.11.1)

イッカククジラの来る海




 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「ホトトギス」です。(2003.11.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

★10月のニュース  


 パトリック・ボンマリート氏の新刊タイトル決まる!
 新刊を予告しながら長らくお待たせしておりましたが、ついに11月中旬の刊行が決まりました。  タイトルはずばり、『パトリック・ボンマリートの生活と意見 僕の幸福論』です。斬新な装 幀の洒落た本となりました。四六判変形、200頁、定価本体1400円です。パトリック氏は11月中旬、  アメリカのHIV事情の取材に出かけますが、帰国する20日頃には書店店頭に並んでいるものと思い  ます。(2003.10.25)


 新刊予告!
   人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏の本、
     いよいよ11月刊行!
 パトリック・ボンマリート氏の本のさわりは、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅氏の  ホームページ上で公開されていますが、いよいよ本作りがはじまり11月刊行の予定となりまし  た。本のタイトルが近々に決まりますので、決まり次第お知らせいたします。パトリック・ボ  ンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨークでサウンドプロジューサー、クラブ  DJとして活躍。1993年再来日、音楽活動のかたわら、カミングアウトしたHIVポジティブ  としてさまざまな場で講演、取材をおこなっています。みずからの出自、ライフスタイルを語  り、若者たちへの熱いメッセージが注目されます。"How to be Happy "がパトリック氏のメッ  セージのキーワードになるはずです。乞う!ご期待です。(2003.10.1)

「くろにか舎」のHPはこちら


   安田 守先生、ポンド・インレット村より帰国!
先月のニュースでお知らせしましたが、8月にふたたびイッカクに会いにカナダに旅立った 安田先生が無事帰国され、ふたたび信州駒ヶ根のフィールドに戻られました。いま、撮影し てきた膨大な写真の整理とフィールドの観察に忙殺されているようです。「イッカク通信2」 の新バージョンでの立ち上げも考えられているよし、鶴首して待ちたいと思います。そうい うわけで、イッカクの写真もしばらくお待ちください。(2003.10.1)  

 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「秋の七草」です。(2003.10.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

★9月のニュース


   安田 守先生、ポンド・インレット村より帰国!
先月のニュースでお知らせしましたが、8月に安田先生がふたたびイッカクに会いにカナ ダに旅立ち、無事9月1日に戻られました。夏の8月一ヶ月を過ごすためでしたが、この 間 "nama"IKKAKU TSUSHIN No.1-3 が英文で送られてきましたのでご報告します。こちらは 関東から東北にかけて夏がなかったようのものでしたが、カナダ北極地方も天候不順で寒 い夏だったようです。イッカク・ハンティングも思うようにいかなかったようですが、あ る晴れた日、海岸の丘に登ったときイッカクが群れをなして100頭とも200頭とも岸に寄っ てきたということです。この幸運な出会いについては、帰国後のご報告を待ちたいと思い ます。ひょっとして、写真も乞うご期待です!(2003.9.1)  

 新刊予告!
   人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 「パトリック・ボンマリートの生活と意見」は、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅 氏が、そのさわりを氏のホームページ上で引き続き公開していよいよ最終章に入っています。 現在「故郷は近くにありて」が進行中です。取材がほぼ終わり、本作りがスタートしました。 パトリック・ボンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨークでサウンドプロジュ ーサー、クラブDJとして活躍。1993年再来日、音楽活動のかたわら、カミングアウトしたH IVポジティブとしてさまざまな場で講演、取材をおこなっています。みずからの出自、ライ フスタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性へのメッセージが注目されます。小社からの 刊行は11月の予定です。(2003.9.1)

「くろにか舎」のHPはこちら




 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「彼岸花」です。(2003.9.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。



残暑お見舞い申しあげます

2003 夏

南アルプス白根三山の夜明け(映っている影は鳳凰三山)

★8月のニュース

   安田 守先生、ふたたびポンド・インレット村へ!
先月のニュースでお知らせしましたが、安田先生がふたたびイッカクに会いに旅立ちまし た。昨年は8月に戻られましたが、今度は夏の8月一杯を過ごすということです。連載の 「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、出立前の追い 込みで目出度く最終章まで配信されました。第33回「いつでも何度でも」では、ボートで 海水面と氷上を交互に進んでイッカクの群れを探し、足元まできたイッカクを繰り返し見 た夏の狩りの様子。第34回「イッカクハンター」は、イヌイットのイッカクハンターの名 手チャーリーが、タスクをもったイッカクを仕留める話です。最終章の第35回「イッカク を待つ間に」で、安田先生はツンドラの浜を歩いていた時、潮の香りが初めて入ってきて 「海」を実感したそうです。最終章はこのように結ばれています。 「その存在を実感するために欠かせない要素、とでもいうべきものが、何ごとにもあるの だろう。できればこの広い世界の遠さと近さを、実感できるような出会いを重ねて知って いきたいと思う。僕のイッカクをめぐる旅において、これまでいろんなものに出会うこと ができたが、まだ北極海の潮の香りのような、実感する要素となるはずの何ものかに出会 えていないようにも思う。それが何だったのかには出会ったあとで気がつくものなのだ。  だから今はまだもう少し旅をつづけてみようと思う。 とりあえずはイッカクという、今では僕と切り離せなくなってしまったクジラへの旅を。」 先生のふたたびの旅に幸あらんことを、読者とともに祈りたいと思います。そして、この 旅のご報告を楽しみに待ちたいと思います。(2003.8.1)  

 新刊予告!
   人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 「パトリック・ボンマリートの生活と意見」は、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅 氏が、そのさわりを氏のホームページ上で引き続き公開していよいよ終章に入っています。 第7回「ハッピー・マン」、現在「肉体感覚」が進行中です。取材がほぼ終わり、本作りが スタートしています。パトリック・ボンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨ ークでサウンドプロジューサー、クラブDJとして活躍。1993年再来日、音楽活動のかたわ ら、カミングアウトしたHIVポジティブとしてさまざまな場で講演、取材をおこなってい ます。みずからの出自、ライフスタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性へのメッセー ジが注目されます。小社からの刊行は10月の予定です。(2003.8.1)

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 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「ワタの花」です。(2003.8.1) 今年は梅雨明けが遅れワタの開花は8月6日になりました。(2003.8.6) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

 夏休みのお知らせ

小社の夏期休暇は8月9日〜17日です。18日より営業いたします。 ★7月のニュース
 
 『骨の学校2』好評発売中!

 6月に発売になりました『骨の学校2 沖縄放浪篇』は、配本になるや書店からの注文があいつぎ、前作  同様沢山の読者から支持を得ているようです。今回は盛口先生一人の著作になりましたが、カバーの12種  類の頭骨の側面と上面からの写真は安田先生に撮影をお願いしました。前作とデザインの継続性があるよ  うに考えましたので、ぜひ並べてみてください。そうしてみると、やはりもう1冊欲しくなるのが人情とい  うもの、盛口先生にはさらなる骨集めに邁進していただき、何年先になるかわかりませんが『骨の学校3』  を出すべく、編集部も気合いを入れたいと思いますのでご期待ください。(2003.7.1)

 新刊予告!
   人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 「パトリック・ボンマリートの生活と意見」は、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅氏が、そのさわ  りを氏のホームページ上で引き続き公開して佳境に入っています。第6回は「HIVに感謝」、現在第7回  「ハッピー・マン」が進行中です。取材がほぼ終わり、いよいよ本作りがスターとします。パトリック・ボ  ンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨークでサウンドプロジューサー、クラブDJとして活  躍。1993年再来日、音楽活動のかたわら、カミングアウトしたHIVポジティブとしてさまざまな場で講演、  取材をおこなっています。みずからの出自、ライフスタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性へのメッ  セージが注目されます。小社からの刊行は10月の予定です。(2003.7.1)

「くろにか舎」のHPはこちら




 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「アジサイ」です。(2003.7.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

 安田 守先生、ふたたびボンド・インレット村へ!
 連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、海の氷が解けて海水面が開  け砂浜も姿をあらわし、いよいよ夏のイッカク狩りが始まろうとしています。第32回の配信は「ポンド・イン  レット村への手紙」で、現実になった安田先生の旅の発端が語られています。この「イッカク通信」もそろそ  ろ最終章かと思っていたところ、なんと安田先生がもう一度ポンド・インレット行きを計画していました!今  度は8月に行くということです。そう言えばこの通信を始めるときに、今回の旅の最大の収穫は、もう一度ここ  を訪ねる気持ちになったこと、と言っていたのはこういうことだったのでした。ともあれ、ふたたびの旅に幸  あれ。「イッカク通信2」を読者とともに期待したいと思います。(2003.7.1) ★6月のニュース

 新刊紹介


盛口 満

骨の学校2
沖縄放浪篇

サンプル画像

四六判・240頁
定価本体1700円

埼玉から沖縄にフィールドを移して三年、ゲッチョ先生こと盛口先生の骨集めの血はまたまた騒ぎ始め、こんどは「沖縄固有の」骨との出会いにのめり込んでしまいました。先生のいつものリュックはふたたび骨でいっぱいになり、各地の学校や講演にそのリュックを背負って飛びまわる「骨の旅人」となっています。6月15日発売です。

ISBN4-87746-091-8


小林隆久

救済者としての都市
佐多稲子と宇野浩二における都市空間

サンプル画像

四六判・140頁
定価本体2000円
都市空間に対する小説家や詩人の感受性が、創作上ど
のように作品に反映され、どのような魅力がその結果
として生まれるのか。佐多稲子の戦後再起の出発点と
なった作品『私の東京地図』をめぐって、作品にとり
こまれた丘、坂、川、路地などの都市空間の描写が、
いかに作品に固有の魅力を生み出しているかを、精密
な論理と深い読みで解き明かす。さらに「《夢見る部
屋》の系譜」では、宇野浩二やポオにおける、蔵の中
や屋根裏、押入れや柩という特異な室内空間と作家の
嗜好性を論じる。6月15日の発売です。
ISBN4-87746-090-X


 人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 「パトリック・ボンマリートの生活と意見」は、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅氏が、そのさわ  りを氏のホームページ上で引き続き公開して佳境に入っています。第6回は「小さな悩み相談室」、現在第  7回「HIVに感謝」が進行中です。パトリック・ボンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨ  ークでサウンドプロジューサー、クラブDJとして活躍。1993年再来日、音楽活動のかたわら、カミングア  ウトしたHIVポジティブとしてさまざまな場で講演、取材をおこなっています。みずからの出自、ライフ  スタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性へのメッセージが注目されます。小社からの刊行は9月の予  定です。(2003.6.1)

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 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「エゴノキ」です。(2003.6.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。
★5月のニュース

 新刊予告!
 『骨の学校2』の刊行予定決まる!
 3月のニュースでお知らせしましたが、『骨の学校 ぼくらの骨格標本のつくり方』の待望の続編が6月  上旬に刊行と決まりました。前作は、盛口満先生と安田守先生の共同合作でしたが、今回は盛口ゲッチョ  先生です。沖縄の学校NPO「珊瑚舎スコーレ」のスタッフになった先生は、またまた骨集めの血が騒ぎ、  こんどは沖縄固有の「骨」との出会いにのめり込んでしまいました。沖縄にフィールドを移して早や3年、  先生のリュックは再び骨でいっぱいになり、各地の学校や講演にそのリュックを背負って飛びまわる「骨  の旅人」となっています。出張授業に行った先の小学校で生徒から、「先生はタビビトなの?」と聞かれ  て、はたと自分の立場を自得したゲッチョ先生のタイトルはこれ、『骨の学校2 沖縄放浪篇』となりま  した。エピソード満載、先生の絵もすばらしく、乞うご期待です。(2003.5.1)

 新刊予告!
 小林隆久氏の
 
『救済者としての都市---佐多稲子と宇野浩二における都市空間』
 著者の小林隆久氏は比較文学比較文化専攻で宇都宮大学教授です。小社が編集制作している雑誌「エポス」  の同人でもあります。本書は、近代がつくりあげた都市空間と文学・演劇との関わりを比較文学比較文化的  アプローチで考察されてきた先生の第一論集です。今回は主に文学との関わりが、次作で演劇との関わりが  論じられる予定です。「救済者としての都市--佐多稲子『私の東京地図』をめぐって」では、都市空間に対  する小説家や詩人の感受性が、創作上どのように作品に反映され、どのような魅力がその結果として生まれ  るのか。佐多稲子の戦後再起の出発点となった『私の東京地図』を取りあげ、作品にとりこまれた丘、坂、  川、路地などの東京という都市空間の描写が、いかに作品に固有の魅力を生み出しているかを、精密な論理  と深い読みで解き明かしています。「《夢見る部屋》の系譜」では、宇野浩二やポオにおける特異な室内空  間と作家の関係を、さらに生活空間と人間の意識の関わりを「視線」を軸に考察した「都市風景の幻視者た  ち」や「都市と視線」では、視線と芸術創造との関わりが論じられています。小社からの刊行は6月上旬の  予定です。(2003.5.1)

 新刊予告!
 人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 「パトリック・ボンマリートの生活と意見」は、取材をしている「くろにか舎」の山村基毅氏が、その一部  を氏のホームページ上で公開を始めています。第1回は「DJというお仕事」、第2回は「家族」、第3回  は「信じる者は・・」、第4回「ご先祖さまたち」で、現在第5回「I love you」が進行中です。パトリッ  ク・ボンマリートは知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨークでサウンドプロジューサー、クラブDJと  して活躍。1993年再来日、音楽活動のかたわら、カミングアウトしたHIVポジティブとしてさまざまな場  で講演、取材をおこなっています。みずからの出自、ライフスタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性  へのメッセージが注目されます。小社からの刊行は9月の予定です。(2003.5.1)

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 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「ツツジ」です。(2003.5.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

 安田 守先生、イッカク狩りに同行する!
 連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、27回から29回まで配信 され、ついにタスク(槍のような牙)をもったオスのイッカクに出会いました。第27回は「クラック」。 クラックというのは、氷原と氷原のあいだに開いた細長い水路で、その縁でイッカクを待っているうちに クラックがどんどん広がって、慌ててボートで脱出。大自然の途方もない動きに、「自然」と「いのち」 のモノサシが考察されています。第28回「マクタックの味」で、氷の縁近くに来たイッカクが仕留められ、 その解体の様子が詳細に記録されています。「マクタック」はイヌイット語で、厚さ10センチほどの皮膚 と脂肪の層の部分で、これをサイコロ状に小さく切れ目を入れてほお張ると、脂肪の甘さが口の中にひろ がっておいしいのだそうです。第29回は「タスクをめぐるものたち」。タスクは中世の貴族のあいだで、 解毒剤として金の20倍の値段で取引されたとのこと、いまでもイヌイットには現金収入のもとになってい る現実があるようです。ただ安田先生にとっては、イッカクのタスクは「遠い自然」の象徴であったこと、 タスクが引き抜かれたあとの歯根にクジラジラミという小さな存在をみとめたことで、遠かった自然が少 し近づいたことを報告しています。(2003.5.1) ★4月のニュース

 新刊予告!
 人気クラブDJ、パトリック・ボンマリート氏、
     自らの生活と信条を語る!
 知る人ぞ知る人気クラブDJ。ニューヨークでサウンドプロジューサー、クラブDJとして活躍。1993年  再来日、音楽活動のかたわら、カミングアウトしたHIVポジティブとしてさまざまな場で講演、取材を  おこなっています。みずからの出自、ライフスタイルを語り、若者たち、とりわけ若い女性へのメッセー  ジが注目されます。取材をしている「くろにか舎」の山村基毅氏が、その一部を氏のホームページ上で公  開します。「パトリック・ボンマリートの生活と意見」の第1回は「DJというお仕事」、第2回は「家  族」です。ご注目ください。小社からの刊行は9月の予定です。(2003.4.1)

「くろにか舎」のHPはこちら




 フォトギャラリー「今月の花」!
 木魂ギャラリーの中に開設したフォトギャラリー「今月の花」は「サツマイモの花」です。(2003.4.1) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

 安田 守先生、ついにイッカクに出合う!
 連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、25回から26回まで配信 され、北極の海も6月半ばになりました。いよいよイッカク狩りに出発、第25回「原風景」では、フロー エッジでひたすらイッカクを待つ状況にいる自分の心の中にある、原風景についての考察、第26回「キラ ルーガ」でついにイッカクに初見参となりました。キラルーガはイヌイット語でイッカクのことです。英 語ではナーワル(narwhal)で、海の動きに合わせて上下する薄い氷の端で安田先生が出合ったのは、メス のナーワルでした。(2003.4.1) ★3月のニュース

 フォトギャラリーを開設しました!
 木魂ギャラリーの中に、フォトギャラリーを新設しました。いくつかの部屋を用意する予定ですが、最初  の部屋は「今月の花」です。原則として一つだけ取りあげるつもりです。読者諸兄の目をいささかなりと  も楽しませることができれば幸いです。文と写真は社主の鈴木和男が担当します。今月は「ヒカンザクラ」  です。(2003.3.15) 「木魂ギャラリー」にお越しください。

 『骨の学校』続編、刊行決まる!
 2001年に小社より刊行された『骨の学校--ぼくらの骨格標本のつくり方』は、読者の圧倒的なご支持をい ただき、編集部も次の企画に気合いを入れておりました。ところが、この本の二人の著者である、ゲッチョ とやっさんこと、盛口満先生と安田守先生が、あいついで新天地をもとめてフィールドを移しました。安 田先生は、毎月のニュースでおなじみの「イッカク通信」を配信していますが、信州の駒ヶ根に。盛口先 生は「がっこう・NPO珊瑚舎スコーレ」のスタッフとなり、沖縄に居を移しました。先生には、沖縄の 自然とヤマトの里山の比較観察をお願いしていましたが、またまた沖縄での骨集めにのめりこんでしまい ました。いつも背負っている先生のリュックは骨でいっぱいになり、それをかついで各地の学校やら講演 に飛び回るという「骨の旅人」となっています。メインテーマはやはりこれ、続編は「骨の学校 放浪篇」 となりました。タイトルはまだ未定、乞う!ご期待です。(2003.3.1)

 安田 守先生の「イッカク通信」佳境に!
連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、23回から24回まで配信 され、北極圏にも夏が近づき開水面が現れると、フローエッジ(氷の縁)でいよいよイッカクを待つとこ ろまできました。23回では氷の上にテントを張り、ひたすらイッカクを待つ状況を、24回ではイッカクを 待つ安田先生に、イヌイットの「どうしてここに来たんだ?」という素朴な質問に、「イッカクを見に来 たかったんだ」という、先生ご自身の気持ちの内実がうらおもてなく語られています。(2003.3.1)


 ギャラリーに次の作品が新登場!
 生井 巌氏の作品「そば猪口」(墨寄せによる墨絵) 生井 巌氏の作品「香合」(墨寄せによる墨絵)   「木魂ギャラリー」にお越しください。
★2月のニュース

 「綿の種プレゼント2003」はじまる!
毎年、財団法人日本綿業振興会が実施している「綿の種」の配布プレゼントが今年もはじまりました。 種から栽培しクリーム色の可憐な花が結実して、コットンボール(綿の実)からワタがふき出します。 園芸植物としての楽しみと、衣料繊維としてのコットンの良さを実感してもらうキャンペーンで人気が あります。「栽培の方法」「ワタがとれたら」など、詳しくは小社刊『はじめての綿づくり』をご参照
ください。 申し込み方法は以下の通りです。(電話での申し込みはできません。)(2003.2.6)
<申し込み方法>   80円切手を貼った返信用封筒にご自分の宛名を明記して、下記の申し込み先に封書で送ってください。   1人1袋(6〜7粒入り)、もれなくプレゼントされます。締め切りは3月31日です。 <申し込み先>   〒541-0051 大阪市中央区備後町2-5-8      (財)日本綿業振興会 「綿の種プレゼント」係

 安田 守先生の「イッカク通信」続く!
連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は、20回から22回まで配信 され、6月のツンドラの春の様子が報告されています。20〜21回では小さな花やツクシ、チョウやユキホ ウジロなど、限られた種の生命のいとなみが、22回ではホッキョクセイマルハナバチなどバーレンランド の昆虫の生態が詳細に語られています。先生のテーマである「身近な自然」と「遠い自然」の像が、徐々 に結ばれてきているようです。(2003.2.6)




謹 賀 新 年

2003

南アルプス薬師岳山頂からの夜明け

★1月のニュース

 安田 守先生の「イッカク通信」いよいよ快調!
「イッカク通信」は現在No.21まで配信されましたが、安田先生は伊那谷でカモシカ詣でを続けています。 連載の「イッカクを待つ間に--カナダ北極圏、ポンド・インレット村滞在記」は17回から19回まで、「ア ッパの下で」というタイトルで、アッパという海鳥の卵取りの話です。「アッパ」というのはイヌイット 語で岩の崖のこともいうらしく、アッパが沢山いるからというわかりやすい名前の付け方です。100メート ルはある絶壁の岩棚に、40万ペアが繁殖のために営巣していて、岩壁全体が海鳥で埋めつくされていると いうことです。その絶壁に登って卵を取るというのですから、当然事故も起きるらしい。それでも取りに 行くのは、アッパの卵がイヌイットにとって重要な栄養源だからでしょう。ほかにも、アッパより小型の ティガティガという鳥も無数にいて、この一画に極北の生命がすべて集まっているかのようだった、とい う先生の感想のほどがうかがわれます。ちなみにアッパはハシブトウミガラス、ティガティガはミツユビ カモメということです。(2003.1.1)


 ギャラリーに次の作品が新登場!
 外池庄治氏の作品「唐辛子」(油彩)   「木魂ギャラリー」にお越しください。

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