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 今月の花 ホオズキの花

ホオズキは酸漿と書いて難しい字である。なにか懐かしい感じがするのは、縁日で売られていたり、赤く熟した実で遊んだ記憶があるからであろうか。実の中の細かい種を針の先かなにかで根気強く出して、空洞になった実を口に含んで鳴らして楽しむのである。海ホオズキを使った向きもあるかもしれない。果肉は酸味があり、子どもの時のおやつではなかったと思うが、喜多方に旅した時にホオズキジャムがあったので買ってみた。それが、存外に美味で驚いたことがある。写真は伊那に遊んだ時、旧秋葉街道脇に野生の群落があった。ナス科らしい花の形で、同じナス科のピーマンやシシトウに似ている。(2016.7.1)

ホオズキトの花(信州、伊那谷)

ホオズキの実(信州、伊那谷)