9月の花 イヌビワ
 本の町神保町の街路樹はイチョウ、スズカケなどであるが、トウカエデが多く植えられているのが意外であった。スズラン通りの赤花のトチノキは通りが改修されたときのものでまだ若い。街路樹の根元には住民が植えたと思われるものや、名前のわからないものが色々ある。神保町の交差点近く、小さな丸い実をつけた木があった。少し見とれていると、ナップザックの軽装の人がイヌビワと教えてくれた。野生するイチジク科の木で、実が黒く熟すと食べられるという。鳥が運んできたものであろうか。(2008.9.1)

イヌビワ(5月、神保町)

イヌビワ(8月、神保町)