1月の花 アシタバとミツバ
 庭にはアシタバとミツバが自生している。といってもアシタバは何年も前にタネを蒔いたものが、 ミツバは根ミツバを買ったとき根だけを土に植えておいたものが残ったのである。アシタバはそも そも山菜であるが、栽培ものの根ミツバもやはりもとの野ミツバの姿になっている。両方とも二年 目に花を咲かせて実をつけると枯れる。何年かすると一年遅れて発芽するものも出てくるので、毎 年どの株かが実をつけタネをばらまく。それでいつも庭にある。アシタバもミツバも毎日摘んでも、 次から次と新しい葉を出しつづけてくれるので、吸い物やどんぶりものの香味に重宝している。ア シタバは冬でも新葉を出し、ミツバは枯れるが根は残っていて春一番には芽吹いてくれるのである。 (2006.1.1)

アシタバの花(横浜)

ミツバの花(横浜)