1月の花 ピラカンサス
冬になると花よりも木の実の方が目立つようになる。マンリョウ、ハナミズキ、ナンテンなどの実は鮮やかな紅で目を引く。中でもピラカンサスの実は深紅で、枝がしなうほどたわわに付くので一層目につく。餌場の少ない冬で一番に鳥の目に入ると思うのだが、争って食べているようには見えない。まずいのであろうか。花の咲くのは4月から5月で、白い小さな花が枝が見えなくなるほどびっしりとつく。因みに、ピラカンサスはピラカンサの複数形のようにみえるが、ピラカンサ自体がいくつかの属の総称のようなので、ピラカンサでよいという向きもある。(2014.1.1)

ピラカンサスの花(横浜)

ピラカンサスの実(横浜)