2月の花 タネツケバナ
早春に咲いてすぐ種をつけるからなのかと思っていたが、苗代の準備に種籾を水に浸けておく頃に咲くので「種浸け花」とあった。白い小さな花や姿はナズナ(ぺんぺん草)とそっくりな感じがするが、よく見ると葉の形がちがう上に、実の形がまるでちがう。タネツケバナの実は細い莢状なのに対して、ペンペングサの方は三角で三味線の撥の形をしている。三味線のペンペンという音ではないが、穂を採って振ると、熟して固くなった実がぶつかり合ってシャラシャラと音がする。(2014.2.1)

タネツケバナ(横浜)

ペンペングサ(横浜)