6月の花 ツル日日草
 日日草とツル日日草は、種がちがうのではないかと思うくらいに、葉のつき方も花の色もちがう。日日草は一年草で花の色も、赤、ピンク、白と多彩であるが、ツル日日草は宿根で菫色に近い青である。フランスの詩人ランボーの瞳の色は、ツル日日草の青であったと伝えられている。また、日日草と花の形がよく似ているインパチェンスというのがある。沖縄の本部半島に遊んだとき、道の両側のあちこちに自生の群落があった。日日草の仲間かと思っていたのだがツリフネソウ科で、日日草はキョウチクトウ科であった。(2010.6.1)

ツル日日草(横浜)

インパチェンス(沖縄、本部半島)