今月の花 ツワブキ
庭の隅にコンポストを置いている。その脇からツワブキがつぼみを付けた花茎を伸ばして来た。先月の中旬で例年より早い。今年は彼岸花も一週間ほど早く開花した。気候変動の影響なのかどうかわからない。俳句・連句では石蕗(ツワブキ)は晩春の季語であるが、石蕗(ツワ)の花は冬の到来を告げる初冬の季語である。それが先月の28日に開花したのでやはり少し早い。コンポストは40センチ平方の穴を、深さ40センチほど掘るのだが、それを二つ作っている。半年ごとに交代するためで、いま使っている方に筒型のキャップをかぶせる。野菜くずや果物の皮、魚の骨など水を切って投げ込み、コンポスターという発酵促進剤を上からかけ、時々土をいれてかき混ぜる。それをくりかえして、半年でいっぱいになるので、土をかぶせて寝かすのである。そうすると、半年後に交代する時にはそのまま肥料として使えるようになる。(2021.11.1)

ツワブキのつぼみ(横浜)

ツワブキの花(横浜)