思 想




デイヴィッド・リンチ

大きな魚をつかまえよう
リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン

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A5変型判・234頁
定価1890円

映画『エレファントマン』『ブルー・ベルベット』『マルホランド・ドライブ』などで 有名なデイヴィッド・リンチ監督の、若きクリエーターへの心を込めたメッセージ! 暴 力、セックス、夢、死体など謎めいた映像で人々を魅了してやまない著者が、どんな風に 作品が発想されたのかを説き明かし、パワフルに創作する秘訣――長年実践している「瞑 想」の効用を語り尽くす。四月社発行、木魂社発売。

ISBN4-87746-112-6


パトリック・ボンマリート

パトリック・ボンマリートの生活と意見
僕の幸福論

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四六変型判・192頁
定価1470円

パトリック・ボンマリートは1993年来日以来、クラブDJ、サウンドプロデューサーとして知られる一方、HIVポジティブとしての取材や講演活動など幅広いフィールドで活躍。「HIVポジティブで、ゲイセクシャルで、外国人。僕にとってはこれが "ノーマル”」という視点から、ファッション、ライフスタイル、恋愛、HIV、これまであまり語ることのなかった家族など、すべてを語ったパトリックのファーストブック。自らの "ハッピー"の中身を追求する幸福論となっている。

ISBN4-87746-092-6


飯田年穂

問いかける山
登ることと考えること

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四六変型判・304頁
定価2100円

「なぜ山に登るか解らない、だからボクは登る。心に火が燃えていれば、登らずにはいられないからだ。そうすれば、何か大切なことが解きあかされそうな予感がする。そしてこんどはボクが、心の火をほかに飛び火させてやれそうな想いにときめいている」。アルプスに登ることの、自分への問いかけと思索が、惑いから抜け出す、まさに、哲学という行為そのものであることを証している。

荒木 亨

ロラン・バルト/日本

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四六判・224頁
定価2284円

「言葉を発すること、それ自体が権力である」とロラン・バルトは言った。また、こういう主張自体が正義となって制度に回収され、イデオロギーと化すことをバルトは暴いてみせた。バルトの著作を追いながら、日本語と日本文化のなかにその思想が引き起こすぶれを一つ一つ検証するとき、世界において孤立する日本文化の共時態が見えてくる。

荒木 亨

鎖国の日本語

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四六判・240頁
定価2284円

日本語は向かい合う二人の関係を、その発達した敬語系列と三人称の排除によって否応なく透明にすることを要求する。この共同体はまた外部に閉ざされ、外への出口は強者が権威と通ずる道となる。日本語をどう普遍に開くか。自らの思想形成を狙上にのせて、日本語・日本文化の内側から、世界に再び孤立する日本の閉塞状況を抉り出す。

ピエール・ヴィレー

モンテーニュのエセー

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四六判・280頁
飯田年穂訳 定価2415円

さまざまな主義主張の相克という、ヨーロッパ16世紀の思想状況の中で、多様な思想をとりこみながら自己本来の判断の基準を求めつづけたモンテーニュ。その思想形成を彼の読書と並行して見ることによってモンテーニュ研究に新しい方向を拓いたヴィレーの名著。他に得がたい『エセー』への道案内である。

関屋光彦

永遠の相の下に
学問・教育・信仰

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A5判・280頁
定価3466円

「呻きつつ求める」者のなかにこそ真実があることを信じ、あざむき移ろう現実の底にある真実を見つめた一人の教育者の鏤骨の著作集。「寛容について」「リンコーンの研究」「人物評価の基準について」など、教育への情熱と真実に満ちた語り口は、現代の迷闇の中に浮かび出る一筋の道を指し示してやまない。

稲田敦子

共生思想の先駆的系譜
石川三四郎とエドワード・カーペンター

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A5判・208頁
定価3150円

近代産業文明が物質的豊かさをもたらしつつ、人間と自然との調和を破壊した時、E・カーペンターは物質文明の負の部分を疾病と断じ、『文明・その原因と救治』を著した。明治日本資本主義の勃興期、石川三四郎はその思想に共鳴し、さらに田中正造の民衆の側に視点を置く姿勢に啓発され、独自の社会変革の思想を貫いた。その一貫した思想的苦闘を丹念に辿る。

山根雅子

自主生産労組
東芝アンペックス争議八年のたたかい

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A5判・208頁
定価3150円

東芝アンペックス闘争は、労働運動の「あたりまえ」を通し抜くことで、かえって新しい地平を切り描くものとなった。組合員の生活と闘争を支えるために、彼らは自主生産へと自らの労働を解放したしたのである。東芝本社との直接交渉を勝ち取る八年闘争の記録。

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