自 然
岸 由二 いのちあつまれ小網代
A5判・128頁 定価1260円
三浦半島の南端近く、緑深い谷、小網代(こあじろ)がある。開発という自然破壊で、身のまわりの何げない自然が次々に姿を消してゆく中、源流から海辺までひとまとまりの集水域が無傷で残されているのは、首都圏ではもはや奇跡に近い。この谷に通い続けるナチュラリストが、谷の内側から見えてくる生きものたちの賑わいを報告し、この谷を生かす工夫を訴える。
HOME