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アトリエyucca

北海道在住のデザイナー、yucaさんの個人サイト。小社刊 『川崎病は、いま』のカバーの装画に絵を使わせていただいた。あふれるような自由な色彩と フォルムが心地よく感じられる。このリンク集にもある 「電脳くろにか」にも、「ニュートラル」という コーナーをもっていて作品を発表している。(2006.9.1)

カマキリ広報

小社刊『骨の学校』シリーズなどの著者である ゲッチョ先生こと、盛口満先生の公認ホームページ。盛口先生のあだ名「ゲッチョ」は千葉房総の方言で、トカゲ やカマキリのことだそうです。先生の講演スケジュール、著作の紹介のほかに、ゲッチョの沖縄での日夜の行動が克明に報告されるものと思います。『骨の学校3』に登場し、ゲッチョと日々行動を共にしている、昆虫 怪人ことスギモッチのコラムも近々開かれるようです。(2005.11.1)

編集工房すばる

小社刊『ホームステイがやってきた』『中高年のための海外ホームステイ』の著者である 清水祺子氏は、ホストファミリーの「アカアサン」のみならず、熟達のインタビューアー でもあります。葛飾に住む明治・大正生まれの女性50人の聞き書き集を一冊の本にまとめ る過程で、誰もがかけがえのない自分史を持っていることに感銘を受け、このたび「グリ ーティングカード形式自分史編集工房すばる」を立ち上げました。人生の節目に、このよ うな形で自分の人生の軌跡を挨拶状(グリーティングカード)にして身近な人に知っても らいたいという人は多いはずです。健闘が期待されます。(2005.8.1)

柿渋クラフト工房

小社刊『柿渋クラフト--柿渋染めの技法』 の著者であ る寺田昌道先生のホームページ。丹波篠山のアトリエ から、自然素材としての柿渋の利用と実践を全国に発 信して、現在の柿渋ブームの嚆矢となった。これから 柿渋染めを始められる人のために展示イベントの案内 、柿渋教室への招待などのページとともに、ギャラリ ーのページでいろいろの技法で実際に作られた作品を 見ることができる。(2005.4.1)

旧細淵ビル展

小社が20年来入っていたビルが老朽化し、ついに天井 裏に雨水が入り込む事態になり移転やむなしとなった ときに、建物の供養として企画された移転イベントの 一環として同時開催された作品展のページ。9人のア ーティストによる、解体目前の建物のさまざまな空間 に展開される作品展の意図、経過報告、アーティスト のプロフィールのほかに、建物の詳細な見取り図など があり、建物へのオマージュの気持ちにあふれている。                   (2004.8.10)

イッカク通信発行所

小社刊『骨の学校』 の著者でもある安田守先生が、カナダ・ポンドインレット村 でイッカククジラを追う日々を綴った「イッカクを待つあい だに」「イッカククジラをの来る海で」を配信しているペー ジ。先生の現在のフィールドワークの拠点、信州駒ヶ根から の報告であるフィールドノートのページも併設され、先生の 「遠い自然」と「身近な自然」へのアプローチを見ることが できる。(2004.8.10)

しもつけ窯

足利在住の陶芸家金田晃氏のページで、氏の作品や主宰して いる陶芸教室の作品展などが見られる。氏は毎年5月、神田 三省堂の1階催事フロアーで展示即売を恒例にするほか、秋 には自宅の庭で窯出し市をひらいて好評を博している。木魂 社のギャラリーに氏の作品のひとつ「流線文花器」がある。 (2004.8.10)

くろにか舎

くろにか舎は、ルポルタージュ作家でフリーライター の山村基毅氏が主宰している出版プロダクションです。 「くろにか」という機関誌を発行していますが、その 電脳版で、多士済々の人たちが寄稿していて飽かせま せん。氏の近作『森の仕事と木遣り唄』は、チェーン ソー導入がもたらしたわが国の林業の変遷と、その過 程で失われていった作業唄を丹念に追った労作で高い 評価を受けました。小社も編集・制作でお世話になっ ています。(2002.12.16)

珊瑚舎スコーレ

『骨の学校』『ネコジャラシのポップコーン』など、 小社の著者でもある盛口満先生が沖縄にゆくという。 なにゆえに?と問うと、あたらしく学校を開くのだ と。いまの学校のありかたにあきたらずにいる人た ちが、地域の人たちと一緒に教師がこどもたちと ともに教え学ぶ関係の場として求めたのが、沖縄と いう地であったのだと。その言や良し。学校をつく ろうというのは根源的だ。ローカルであることがラ ディカルであるというのは、小社のコンテンツでも ある。珊瑚舎スコーレはまた、「学校は思索の場、 表現の場、創造の場」であることを実践していて、 誰でも参加できる「じんぶん旅行」(「じんぶん」は 知恵とか知識)を企画して、琉球への旅を誘ってい る。「屋久島じんぶん旅行・夏編」「久高島・旧正月 編」など、行けば必ずや、目をおおっている鱗が落 ちる旅を用意している。ちなみに「スコーレ」とはノ ルウェー語で、「遊ぶ」と「学ぶ」の両義をもつと いう。(2002.3.18)

小網代の森を守る会

小網代(こあじろ)は三浦半島の先端にある、森と谷と海が ひとつながりになった集水域で、アカテガニをはじめ多くの 生きものでにぎわう。ご他聞にもれず、ここもゴルフ場など 開発の嵐が襲おうとしたが、次代にこの自然を引きつぐため に、市民が海岸掃除、フィールドワーク、カニパト隊(アカ テガニの産卵期に、森から海に降りてくるアカテガニが踏み つぶされないように見まわる)などを立ち上げて、対行政提 案型の市民運動を展開した。小社刊『いのちあつまれ小網代』(岸由二著)は、その最初期の活動の記録で、それからの自 然保護運動に大きな示唆を与えた。(2002.3.8)

「小網代の森フィールドだより」はこちら



鶴見川源流ネットワーク

いま私たちは住所をもっているが、それは行政区の 地名だ。私たちは川を行政区の境界線か、治水の対 象としてしか見なくなった。それが、河川の水質の 汚染、ひいては環境の軽視につながっているのでは ないか。地球を見てみれば、私たちが住んでいる大 地は、山と川が織りなす凸凹だ。人はまず、川の流 域に住んできたことがわかる。心のなかに、私たち が住んでいる流域の風景を持つ。そうすれば、足元 から地球につながるランドスケープが見えてくるは ず。そう考えて、流域に住む市民がゆるやかなネッ トワークを形成して、様々な問題を考えてみよう、 というのがこのネットワークだ。「リバーネーム」(川の名前) を持ってみよう。小社刊『いのちあつまれ小網代』の著者で、このネットワークの提唱者である 岸由二先生であれば、「岸 鶴見川源流 由二」で あるし、社主の鈴木和男であれば、「鈴木 鶴見川中流 和男」 となる。そうすると、鶴見川流域の全体はバクのか たちになって見えてくる。さらに、鶴見川源流の町田の 丘陵から三浦半島の小網代につらなる丘陵群が、い るかのかたちになっているのがわかる。このいるかのかたちをした緑の回廊 を、都市の再生に生かすこと、そのために都市型の 国立公園とする構想も、この流域思考から生まれて くる。流域社会という考え方は、いずれ地域通貨構 想ともいつの日か連携して遠くまでゆく思想になる にちがいない。『鶴見川・流域思考』の刊行が待たれる。(2002.3.27)

四月社

小社を発売元とする2005年創立の新進の出版社です。 初めに出した荒川洋治の2冊、 『文芸時評という感想』 『ラブシーンの言葉』が好評で、とくに前者が2006年度 小林秀雄賞を受賞するという幸運なスタートをきった。 これからの、ステレオタイプではない企画が期待される。 (2007.4.19)

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